履歴データから回転数を推定する方法

パチンコの1000円あたりの回転数は、通常時に250玉吸い込まれたあたりのヘソ入賞数にあたります。通常時に吸い込んだ玉の合計と通常時ヘソ入賞数の合計がわかれば、その日の平均回転数が算出できることになります。最終差玉、獲得出玉、通常時のヘソ入賞数は履歴データから取得できます。最終差玉 = 合計獲得出球 ー 通常時の吸い込み ー 電サポ中の減り であることから、通常時の吸い込みの合計も推定できます。電サポ中に10回転あたりに1玉削られるとすれば前述の式と合わせて、通常時に250玉吸い込まれたあたりのヘソ入賞数の平均(回転数)は 通常時合計入賞数 × 250 / (合計獲得出球 ー 最終差玉 ー 電サポ入賞数 × 0.1)で推定できるとしました。

実データでの実証

実際に私が打っている都内のとある店舗(非等価店)でこの推定方法を使用した結果です。

エヴァンゲリオン1517.5回転
大海517.3回転
リゼロseason216.2回転
ゴジラ対エヴァンゲリオン216.9回転
からくりサーカス2 魔王ver16.7回転

おおよそこの店で実際に打った時の数値と一致していました。
また、以下の数値は神奈川のある店舗(等価店)でこの推定方法を使用した結果です。

エヴァンゲリオン1515.7回転
大海515.6回転
リゼロseason215.4回転
からくりサーカス2 魔王ver14.7回転

等価地域で実際に打った時の回転率とおおよそ一致している結果でした。
以上のことは、この推定方法が、少なくともある程度は実際の値を反映していることを示しています。

当サイトの運営方針

優良店のパチンコ回転数を公にすることでパチンコを盛り上げたいという意図で行なっているため、優良店と考えられた店舗のデータのみ載せる方針としています。まだ試験的な運用であり、当面は大手優良法人に絞って解析、掲載を行なっております。

当サイトを立ち上げた理由

近年、パチンコの利益率の上昇と遊技人口の減少が進んでおり、パチンコ好きとしてはとても悲しい思いを感じていました。パチンコの釘をあけない理由として、業界関係者の方は「パチンコに還元するよりもスロットに還元した方が集客への効果が大きい」ことをあげています。確かに、スロットの設定状況と比較して、釘の状態は一般ユーザーには伝わりにくいかもしれません。そうであるならば、パチンコの回転数の状況をデータベース化して公開し、一般ユーザーに伝わるようにすることは意義のあることではないか。一般ユーザーはより回る台で打てるようになり、お店の還元も伝わりやすくすればより良いサイクルが生まれるのではないか、そう考え当サイトを立ち上げました。この活動が、パチンコ業界に少しでも貢献できることを願っています。